あしがり郷 風の道

田んぼの田の字の真ん中で
風と待ち合わせ。
青々とした田園は、
若々しいエネルギーで
満たされている。
誇らしげに背筋を伸ばし、
太陽を見上げていた稲たちが
ざわつき始めた。
風が来る。
駆ける風が稲を揺らすと、
田んぼに緑の波が立つ。
風は、いま、そこにいる。

あじさい花酵母を使った
爽やかな日本酒。

あじさいは開成町のタウンロゴのモチーフにもなっている町のシンボルです。
瀬戸酒造店周辺にも、田んぼのあぜ道に沿ってたくさんのあじさいが植えられています。
そんな開成町のあじさいの花から抽出した酵母を使って、
町ならではの日本酒をつくりました。

開成町あじさいまつり。

毎年、梅雨の時期には開成町あじさいまつりが開催されます。
他のあじさいまつりと違って、
景色がひらけた田園風景に咲き並ぶあじさいの花は珍しく、たくさんの人で賑わいます。
町の人々が大切に育ててきたあじさい。その想いを、日本酒にも込めました。

開成町の田園を駆ける風を
イメージした味わい。

開成町には美しい田園風景が今なお残っており、夏には青々とした稲が一面に広がります。
風が吹くと稲が揺れ、緑の陰影が足跡のように流れていく様を見ることができます。
それはまるで“風の道”のようです。
そんな開成町の風景をイメージして、爽やかで澄んだ味わいの日本酒に仕上げました。

あしがり郷 風の道の商品画像

あしがり郷 風の道

開成町の花「あじさい」の花酵母で、
酒蔵周辺の田園を抜ける風をイメージして醸した爽やかな純米吟醸酒です。

杜氏よりお客様へ

あじさい酵母の美点である、ぶどう様の果実香をより生かせるよう心を配りました。

この酵母は、醪の出来上りができるだけメーター(日本酒度)の若い内の方が特長が引き立つ性質を持っています。
あじさいだけでなくどの酵母で酒造りをするのでも、醪温度を上げると、メーターを切り糖分を消費してアルコール発酵を進めていかないと醪が熟成しません。

そのため、あじさい酵母がどの程度低音の厳しい環境に耐えられるか、『零号』『月の歌』と探りさぐりして、今回さらに一段攻めてみました。首尾は如何でしょうか。

タイプ
  • 純米吟醸酒
  • [生貯蔵酒]
原材料名
  • 米(国産)
  • 米麹(国産米)
アルコール分 15度
精米歩合
  • 麹米60%(山田錦)
  • 掛米60%(山田錦)
使用酵母
  • あじさい花酵母
日本酒度 +1
酸度 1.8
容量・価格
720ml 2,200 円(税込)
300ml 1,100 円(税込)
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