【杜氏小林より】セトイチいざ 今年の造り
杜氏小林より》セトイチいざ
年明け1月寒冷の時期にじっくり仕込み、”いざ”にふさわしい勢いのある酒が出来上がりました。
3月31日桜の頃にお披露目をしたところ、多くのお客様が発売を心待ちにしてくださっていたことをとても嬉しく思いました。
昨年の米はたっぷりとした味が出易かったのに対し、今年の米はすっきりときれいな仕上がりになる傾向でした。
米質の違いを通して、天候の影響が酒造りに直結しているのを感じます。
同じ産地の同じ品種の米であっても、年毎の性質の差は大きく、麴(こうじ)を作ってみて、もろみになって初めて分かる事ばかりで、大変神経を使います。
ようやく出来上がった酒が、無事樂しくお飲み頂けるものになってくれて、ホッとして居るところです。
「セトイチいざ」は一升ビンの御要望をとても頂いたので、セトイチシリーズで初めて一升のビン詰を致しました。
御夫婦で飲まれる方は、四合ビンでは直ぐになくなってしまい物足りないからと、一升ビンで樂しまれるそうです。
あるお酒屋さんでは、一升ビンの入る冷蔵庫をお客様に薦めるそうです。
よろしければぜひお試しください。